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【海外 妊娠&出産 体験レポ②】《出産編》メキシコで子供を産んで感じた日本との違い

前回お話しした、メキシコでの妊娠&出産の続きです。

 

*妊婦生活についてはこちらをご参照*

sunana.hatenablog.com

 

本日のテーマは、《出産編》です。

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出産方法の選択

自然 or 無痛? ~無痛分娩が当たり前のメキシコ

日本では出産方法を検討する際に、「無痛分娩」を選択されることがあまりないかと思います。

 

お腹を痛めて産むものという考えが根強いからでしょうか。

 

「検討にも至らない」もしくは「やりたいけど怖い」「家族に反対された」など、無痛分娩をが浸透していません。

 

一方のメキシコは、「無痛分娩」は非常によく適用されている方法です。

 

担当医に聞いてみたところ、全体の8割くらいは無痛分娩とのことでした。

 

日本では麻酔時の事故による死亡や障害などの懸念が上がっていますが、メキシコでは主流。

主流すぎて、麻酔技術が日本よりも発達しているとか・・・

 

帝王切開の可能性は高め?

メキシコでは、帝王切開での出産となるケースが日本よりも多いと言われています。

筆者自身、帝王切開になった妊婦のひとりです。

 

その理由としてささやかれているのが、

 

 ➢ 医者の報酬が大きいから

 ➢ 医者が予定を組みやすいから

 

医者の都合で帝王切開にされがちなのだそうです。

 

もちろん一部の医者であり、全員がそうではありません。

 

しかし、もし帝王切開を勧められた場合、その理由が妥当なものであるかをしっかり確認する必要があります。

 

納得できない場合は、セカンドオピニオンを行うのが良いかと思います。

 

出産当日の様子

ここからは、予定帝王切開による出産の様子となります。

 

入院手続き

日本は手術前日に入院が多いようですが、メキシコでは前日入院はなし

 

自宅から病院へ向かい、当日そのまま手術となります。

 

病院に到着したら先ず受付で支払いを済ませます。

 

筆者のかかった病院は大部屋がなく個室のみ

 

室内で点滴を行ったところ、失敗されて数回グザグザされました。

後から思い出すと、出産過程でどの時よりもこの点滴が一番痛かったです。

帝王切開だったので出産時の痛みほぼなし)

 

すぐに手術室へ。

 

担当の産科医・小児科医・麻酔科医・看護師4名がスタンバイ。

 

局部麻酔し、医療スタッフさんたちが慌ただしく準備。

 

準備しながら「今日の朝ごはん」の話で何やら盛り上がっているのが聞こえる。

(こっちは半日絶食で水も飲んでないのだが・・・)

 

しばらくして、夫・入場。

帝王切開手術でも付き添いが可能です。

 

サクサク進み15分程で無事出産。

 

バースプランは担当医と事前に交渉を

ここで、事前にお願いしていたことがありました。それは・・・

「直後にカンガルーケアと初乳をあげること。」

 

OKをもらっていたものの、結局子供が取り上げられてから、どこへやら連れていかれました。

 

結論:完全に、忘れられていました。

 

本人は「まあ、いいか」という程度でしたが、

こだわる方はしっかり交渉しておくことをお勧めします。

 

 ➢ 産科医だけでなく小児科医にも話をしておき、

 ➢ 内容はできれば書面に残る形で取り付け(メールでもOK)、

 ➢ 出産前に再確認しておくのが良いです。

 

出産の様子は以上です。

この後、個室に移動します。

 

入院生活

短すぎる入院期間

ところで、出産当日の入院である事を前述しましたが、

「いつまで入院するのか?」が気になることかと思います。

 

帝王切開の場合、出産日の翌々日に退院させられます。

 (日本では7~10日程)

 

ちなみに自然分娩の場合、翌日退院です。

 

短すぎる!

 

と思いましたが、自分の場合は退院する頃には何とか歩けたので、結局、何とかなってしまいました。

 

入院延長したい場合は、追加料金を払えば可能です。

(1泊2万くらいしたので早々に諦めました)

 

母乳神話はメキシコでも?

メキシコ人女性と話をすると、日本同様に年配の女性は「母乳押し」がすごいです。

 

担当の小児科医も「母乳の勧め」なるコラムを雑誌に掲載しているほど。

 

ただ、入院した病院はこだわりのないスタンスだったようで、

抵抗なく粉ミルクを使用していました。

 

看護師さん達のサポートに感謝

入院中、子供は部屋の中で一緒にいるか、新生児室で預かるかが選択できます。

 

部屋で一緒にいることを選びましたが、何か困りごとがあればすぐに部屋まで来てくれました。

 

母乳が出ないとか、子供が泣き止まないとか、

忙しい中とても親身になって対応してくれました。

 

因みに付き添い1名まで同じ部屋に泊まることができます。

 

病院にいられるのは2日のみ。

ここで聞きたいこと全部教えてもらわなければならないので、こちらも必死です。

 

食事はヘルシー

帝王切開直後はほとんど食事を摂れないため、入院最終日に若干食べた程度です。

 

さすがにトルティージャはでませんでした。

野菜スープやパン、ゼリーなどが中心でした。

 

退院の前に・・・

あっという間に退院です。

 

しかし退院前にやることがまだ残っています。

 

各種証明書の入手

"Certificado de Nacimiento" (=出生証明書)を病院から受け取ります。

 

これがないと出生届けが出せません。

 

また、血液証明書も合わせて受け取っておきます。

 

こちらから言わないとくれない時があり、後から手続きすると時間がかかります。

 

対応が遅い場合、証明書をもらうまで退院しないくらいの決意を示して、急いでもらうようにしましょう。

 

証明書を受け取ったら、内容に誤りが無いか必ず確認してください!

筆者の場合、名前が数か所間違っており修正してもらいました。

特に日本人は馴染みのない名前で間違えられやすいので、注意が必要です。

 

出産費用の支払い(2回目)

 さて、入院当日に支払い手続きを済ませましたが・・・

 支払いがまだ残っています。

 

 ➢ 入院中にかかった追加費用(粉ミルク等)の清算。病院へ支払い

 ➢ この他に、産科医・小児科医・麻酔科医へ、別々に支払いを行う

 

まとめて払えたら楽なのですが、メキシコでは病院と医者への支払いが別々です。

 

医者への支払金額は本人と直接交渉となります。

 

病院の出産料金表だけではないので注意が必要。

事前に金額を担当医に確認しましょう。

 

 出産編は以上です。

 

次回は、《産後》のこと&かかった費用の総額についてお話ししたいと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。