メキシコに暮らす

メキシコ生活・スペイン語学習の情報発信ブログ

【2020年版】二重国籍の子供向け 日本&メキシコのパスポートを作成!申請の流れと注意点を解説

メキシコに関するあれこれを綴ります。 

 

本日は、メキシコで子供のパスポートを作った時のことを体験談としてお話ししたいと思います。

 

 

 

二重国籍者はどちらでもパスポートを作れる

日本人がメキシコ人と結婚して子供を産んだり、もしくは日本人同士の夫婦がメキシコで子供を産んだ場合、子供は両方の国で国籍を取得できます。

 

国籍があるということは、両方の国でパスポートも作ることができます

 

日本のパスポート最強説

英国のコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズ社の調査によると、

2020年のビザなしで入国できる国のパスポートランキングで

日本は109か国中、1位に認定されています。


対するメキシコは・・・25位。

 

メキシコのパスポートでビザなしで入れる国は全て、日本のパスポートでも入ることができます。

 

引用元:Henley Passport Index

 

それでもメキシコのパスポートがほしい3つの理由

じゃーメキシコのパスポートいらないじゃん!

との疑問のことと思います。

 

はい、必須ではありません。

日本のパスポートさえあれば国をまたげます。

 

しかしながら、メリットもあるのでご紹介します。


メリット① メキシコ入国時のトラブル回避

メキシコのパスポートが日本よりも強い唯一の場所は、メキシコ出入国だと思います。

 

特にメキシコ在住の日本人の場合、居住ビザの取得が原則として必要となります。

 

ですので、日本のパスポートで入国すれば居住ビザの提示を求められます。

 

しかしメキシコ国籍を持っているので居住ビザは、ない。

メキシコのパスポートも、ない。

 

・・・となると、入国審査時にトラブルとなったり、時間がかかる可能性が出てきます。

 

これらを回避するためにも、メキシコのパスポートを取得しておき、メキシコ出入国時に使用することをお勧めします。

 

メリット② 日本パスポートを旅先で紛失した時の予備

もし、旅先で日本のパスポートを失くしてしまったら、大変なことになります。

現地の警察へ届け出、大使館へ再発行申請、迫る帰国日・・・

 

そんな時、メキシコのパスポートを予備として持っておけば何かと安心です。

 

尚、状況によって使えないことがあるので注意が必要です。

 

メリット③ 公式な身分証明書として使用できる

身分証明書としてメキシコ本土だけでなく世界中で使用できます。

 

パスポートを申請しよう!

さて、2つパスポートを持つメリットが分かったところで、実際にパスポートを作ってみました!

 

なお、ここでは『メキシコ在住で現地で手続きする場合』を想定してご説明します。

 

また、筆者の体験談をもとにお話ししますので、手続きされる時期・場所(もしくは担当)によって対応が異なる可能性があります。

 

日本でのパスポート取得方法

日本総領事館へ書類を提出

メキシコ国内の総領事館にて手続きします。

 

予約は必要ないので、直接行って手続きしましたが、

念のため事前に電話で確認しておくと確実かと思います。

 

以下の書類を提出します。

 ➢ 申請書

   ・総領事館へ原紙を取りに行き、事前に記入しておく

   ・20歳未満だと5年用のみ申請可

 

 ➢ 写真2枚

  ・縦45mm*横35mm
  ・6か月以内に撮影されたもの
  ・メキシコパスポートと同じなので、フォトショップで「Tamaño de pasaporte (パスポートサイズ)」と伝えればOK

 

 ➢ 戸籍謄(抄)本

   ・発行後6か月以内

 

 ➢ メキシコ滞在査証

   ・出生登録証明書等

 

 ➢ 両親の身分証明書

 

書類提出時は子供本人がいる必要はありません。

 

書類に問題がなければ、この日はこれで終了。

時間は、書類確認時間も含めて約15分程でした。

 

翌々日に交付

書類提出後、約2日で交付となります。

受領時には子供本人も領事館まで行く必要があります。
 

旅券手数料(12歳未満:1,040MXN) を支払ってパスポート受取ります。

 

時間にして約10分。

 

手続きした感想

他に待っている人もいなかったため、手続きもサクサク進みあっという間でした。

 

これで日本のパスポートをゲット!

仮にメキシコのパスポートがダメでも日本には帰れる、一安心です。

 

メキシコでのパスポート取得方法

 さて、問題はメキシコのパスポート。

揃える書類も多ければ、手続きする場所も常に激込みのお役所オフィス。

 

気合いを入れて臨みました。

 

外務省へ電話予約

 申請手続きには事前予約が必要です。

 

外務省へ連絡し、最寄りのオフィスでの予約を取り付けます。

 

方法① インターネットから申し込む

コチラのリンクから申し込みができます。

 

方法② 電話で申し込む

筆者の場合は電話で申し込みを行いました。

電話番号はコチラのホームページ内(Chat en linea) にあります。

 

前払い

申請料は前払いです。

 

外務省の指定する口座に振り込み(3年:1,300MXN)し、領収書を保管しておきます。

 

申請当日

予約時間を過ぎると受け付けてもらえないため、余裕を持って到着。

 

必要な書類は以下の通りです。

 

 ➢ 申請書

   ・外務省のウェブサイトからダウンロードし、事前に記入しておく。

 

 ➢ 出生証明書(Acta de nacimiento)

   ・メキシコの出生証明書の”Copia certificada”と呼ばれる、役所が発行する複写が必要。

 

 ➢ 小児科医の診断証明書(Constancia Pediátrica)

   ・小児科医による診断証明が必要。かかりつけの小児科医へ依頼する。

   ・診断証明の発行には子供の写真・住所証明(電気代の請求書など)等が必要となるため、事前に確認する。

 

 ➢ 小児科医の資格証明書(Cédula Pediátrica)

   ・上記小児科医の医師資格証明書のコピーも必要。

 

 ➢ 両親の身分証明書(Comparecencia de los padres)

   ・写真・署名が入ったもの。原本と提出用のコピーどちらも必要。

 

 ➢ 写真1枚

   ・縦45mm*横35mm
   ・メキシコのパスポート写真は条件が厳しいので、用意しても却下されることも良くあり。。専門のフォトショップで「Tamaño de pasaporte (パスポートサイズ)」を注文するのがベター。
 

 ➢ 支払領収書

   ・事前に支払いした送金領収書。

 

事前に予約を行い、書類に不備もなかったにも関わらず、

・・・3時間待ちました。

 

最後にオフィスのカウンターでパスポート用の写真を撮影。

(持って行った写真は使われず)

 

待ちに待って・・・

最終的に役所の人が作成した書類にサインして終了!!!のはずが・・・

 

書類の写真(子供の)を見ると、子供を抱えた親の手が思いっきり見えている。

パスポートの写真になるはずなのに、手が見えてていいのか?

 

「これ、手が見えてるけど大丈夫?」と念のため聞いたところ、

 

「・・・う~ん・・・どうだろう・・・いちおうやり直そっか」

 

とのことで最初からやり直しになり、さらに2時間待たされました。

 

あんたら、ずっとこの仕事してるのに・・・・

 

なぜ撮影したときに気付かない?

書類出来上がった時に気付かない??

そして指摘された時になぜ分からない???

 

メキシコの役所仕事、おそるべし・・・・

 

長年住んでいても、こればかりは毎回驚かされます。

 

仕切り直しで写真を再撮影(今度はちゃんと)。

 

無事手続き完了。

 

後日パスポートを受け取る際の半券をもらい、帰路につきます。

 

翌々日に交付

さて、パスポートが出来上がっているはずの日になりました。

 

起こり得るあらゆる可能性を覚悟して、オフィスまで受け取りにいきます。

 

受け取りは子供本人はいなくてもOK。両親の内どちらかでOK。

 

持ち物は、申請日にもらった半券と、受取り人の身分証明書

 

結果は・・・1分ですんなり受け取り完了。

拍子抜け。

 

何はともあれ、これで無事にメキシコのパスポートをゲットしました。

 

手続きした感想

 申請当日はとにかく待ち時間が長くしんどかったです。

 

 メキシコのお役所はとにかく①融通が利かない・②ミスりまくり・③仕事が遅いの三拍子。

 

こちら側で対策をとるしかありません。

①入念に準備を行い・②もらった書類は必ず確認・③とにかく待つ覚悟をしておくことが重要です。

 

おわりに

以上が各国でのパスポート作りの流れでした。

 

メキシコでのパスポート取得はかなり待たされて疲れました。

メキシコのお役所なので想定内ではありましたが・・・

これから手続きされる方は、1日潰れると思って望まれるのが良いです。

 

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。